IRINOX

世界最高水準の冷却能力
大型ブラストチラー&ショックフリーザー
[大規模工場向き]

FMIが扱う「IRINOX」は、
冷却能力世界最高水準です。
世界で認められているブラストチラー&
ショックフリーザー専業メーカーです。
IRINOXは1989年の会社創立以来、
80か国を超える世界市場に合計1万台以上を
送り出してきました。

航空機内食工場(エアライン)、惣菜工場、
病院・福祉施設、和洋中のレストラン等々の
あらゆる食分野に於いて
食(料理)の安全性確保と美味しさの向上の
ために日々稼働しています。

IRINOXなら大規模工場でもすぐに導入が可能です

  • 21種類のサイズ

    べる21種類のサイズ
    カスタマイズ不要な
    幅広いラインナップ

    IRINOXの大型ブラストチラー&ショックフリーザーは、21種類の豊富なラインナップがあります。 間口の広いLタイプやパススルータイプ(手前と奥の両ドア仕様)など、お客様のニーズに合わせ、最適なサイズをお選び頂くことが可能です。特注で製造する必要が無い為、金額面でもメリットがあります。

  • 設置方法

    場のレイアウトにあわせて
    設置方式をセレクト

    本体の仕様は、大きく分けると、フロア(コンテナ)タイプと脚付きタイプがあります。 フロアタイプは掘り込み式(標準)とスロープ付き(オプション)に分かれます。 脚付きタイプは、特定のトロリー専用として使用します。 トロリーのキャスター部はIRINOXの庫内から出る形となります。

製品ラインナップ

トロリー配置イメージ
※トロリーの配置は参考です。詳細はお問い合わせください。

MF100.1

内部使用可能エリア 530×650mm

TypeA - トロリー1台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー1台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

MF100.2
MF130.2
MF180.2
MF250.2

内部使用可能エリア 820×900mm

TypeA - トロリー2台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー2台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

MF180.2L

内部使用可能エリア 1,100×1,200mm

TypeA - トロリー4台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー3台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

MF250.2 2T
MF350.2 2T
MF500.2 2T

内部使用可能エリア 820×2,070mm

TypeA - トロリー4台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー4台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

MF350.2 2TL

内部使用可能エリア 1,100×2,670mm

TypeA - トロリー8台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー6台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

MF350.2 3T
MF500.2 3T
MF750.2 3T

内部使用可能エリア 820×3,240mm

TypeA - トロリー6台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー6台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

MF500.2 3TL

内部使用可能エリア 1,100×4,140mm

TypeA - トロリー12台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー9台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

MF750.2 4T

内部使用可能エリア 820×4,410mm

TypeA - トロリー8台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー8台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

MF750.2 4TL

内部使用可能エリア 1,100×5,610mm

TypeA - トロリー16台
GN1/1トレー20枚
590×445×h1,747mm

TypeC - トロリー12台
600×400トレー20枚
660×480×h1,855mm

トロリー収納台数・処理量 一覧

 UNOXトロリー収納台数(目安)他社参考トロリー収納台数(目安)処理量(Kg)
1/1トレートロリー
台数
600×400
トレー
トロリー
台数
1/1トレートロリー
台数
600×400
トレー
トロリー
台数
+90℃ → +3℃
(90分以内)
+90℃ → -18℃
(240分以内)
MF90.1STT20枚116枚120枚116枚19070
MF100.1STT20枚00枚020枚120枚1100100
MF100.2STT24枚00枚024枚10枚0100100
MF130.2STT20枚116枚140枚120枚1130130
MF180.2STT20枚116枚140枚120枚1180180
MF100.120枚00枚020枚120枚1100100
MF100.220枚116枚140枚240枚2100100
MF130.220枚116枚140枚240枚2130130
MF180.220枚116枚140枚240枚2180180
MF250.220枚116枚140枚240枚2250250
MF180.2L40枚232枚280枚460枚3180180
MF250.2 2T40枚232枚280枚480枚4250250
MF350.2 2T40枚232枚280枚480枚4350350
MF500.2 2T40枚232枚280枚480枚4500500
MF350.2 2T L80枚464枚4160枚8120枚6350350
MF350.2 3T60枚348枚3120枚6120枚6350350
MF500.2 3T60枚348枚3120枚6120枚6500500
MF750.2 3T60枚348枚3120枚6120枚6750750
MF500.2 3T L120枚696枚6240枚12180枚9500500
MF750.2 4T80枚464枚4160枚8160枚8750750
MF750.2 4T L160枚8128枚8320枚16240枚12750750

特長

  • SUS304

    全てのステンレスにSUS304を使用
    サビに強く耐久性に優れた設計

    IRINOXの大型ブラストチラー&ショックフリーザーは、全てのステンレスにSUS304を使用しています。その為、錆等に強く、耐久性に優れた設計構造になっています。

    SUS430も使用している場合、錆等が食品に触れる可能性が高くなってしまいますが、全てSUS304を使用しているIRINOXは、この点に於いても食の安全を第一に考えています。

    また、取っ手も人間工学に基づいて作られており力が加わりやすい設計となっています。庫内の角部はアール仕様となっており、清掃もしやすい設計となっています。

  • タッチパネル

    タッチパネルで簡単操作
    芯温管理と時間選択も不要

    操作パネルはタッチパネルで、簡単に操作ができます。 芯温管理と時間管理の選択が不要である点もメリットです。IRINOXが自動選択をしてくれます。

    また、オリジナルの冷却サイクルを作ることも可能です。 「5ステップ+保冷」を簡単に作成することができます。

  • サニジェン

    サニジェン(イオン殺菌装置)を
    標準装備

    IRINOXは、サニジェン(イオン殺菌装置)を標準装備しています。マイナスイオンの発生装置があり、庫内の空気を安全に殺菌します。

    他社でみられるUV殺菌(紫外線による殺菌システム)では、食材の陰になる部分には殺菌は行き届きませんが、サニジェンによる殺菌は清掃時、手の届かない所にもイオン殺菌システムが自動で行き渡ります。イタリアの健康省にも認証されているシステムです。

    イオンは、細菌の大きさに比べ約1/1000の大きさで、細菌の細胞膜の隙間を通り、細菌を死滅させます。

どうしてIRINOXを使うと美味しさや鮮度を保ったまま急速冷蔵・冷凍が出来るのか?

その答えは

芯温90℃以上の作りたて、
湯気が出ているアツアツの状態のまま
連続投入できる高い冷却性能にあり

  • マイナス40℃の冷気循環

    い込み冷気循環方式を採用
    マイナス40℃[※]の冷気循環を可能に

    冷蔵庫や冷凍庫等の、食材に冷気を吹き付けて冷やす方式とは異なり、「熱を吸い込む」という動作をすることにより非常に効率的な冷却を可能とし、冷える速度が格段に高くなっています。

    マイナス40℃[※]の冷気循環を可能としており、非常にパワフルな設計となっています。一番小さなタイプでも大きな冷却ファンが3つも付いており、全段均一に冷却することが可能です。

    ※ブラストチラー&ショックフリーザー各シリーズの最低温度は以下の通り。
    ・MF大型シリーズ:-40℃
    ・EFシリーズ・MF Nextシリーズ:-35℃

  • 「IRINOXバランスシステム」

    自の「IRINOXバランスシステム」で食材本来のフレッシュな状態をキープ

    IRINOXバランスシステムとは、IRINOXが創った設計システムです。冷却の仕組みは、コンプレッサー、コンデンサー、蒸発器、換気装置の4つによって成り立っていますが、この4つが相互に作用するように完璧にバランス調節をしています。

    具体的な例を挙げると、蒸発器の面積が他社と比べて22~40%広いことや、換気装置のファンが他社と比べて20%大きい、又は個数が多いこと等があります。

IRINOXなら世界最高水準の冷却能力で

食品の品質を落とさず
再現性・衛生面・作業効率もアップ

  • POINT 1 再現性 ~クオリティーの維持~

    • 湯気には食材のすべてが詰まっている

      湯気には、水分、香り、色合い、栄養素が含まれており、湯気を閉じ込めることは食材のクオリティを維持することに繋がります。

    • 熱々の状態ですぐに冷却可能湯気を逃さず歩留まりを向上

      芯温(食材の中心温度)90℃の熱々の状態から庫内に投入可能であるIRINOXは、湯気を閉じ込めて冷やすことが可能です。 70℃からでないと投入できない他社製品と比べ、より多くの湯気を閉じ込めることができます。 更に、湯気を閉じ込めることにより、緩慢冷蔵に比べ歩留まりが大きく向上します。

      ※緩慢冷蔵:作りたての食材を常温で粗熱を取り、冷蔵庫でゆっくり冷却すること。

    • 冷却能力が低いと食品の水分が大きな氷となり解凍時に旨味成分が流れ出てしまう

      最大氷結晶生成温度帯をゆっくり通過する緩慢冷凍では、食材の水分が大きな氷の粒となり、食材の細胞壁を破壊してしまいます。 その為、解凍時ドリップと呼ばれる液体が出てきてしまったり、食感が悪くなります。

      ※緩慢冷凍:作りたての食材を常温で粗熱を取り、冷凍庫でゆっくり冷却すること。

    イリノックスなら栄養素を逃さず
    急速冷蔵・冷凍が可能です

    弊社では、ボイルしたほうれん草の「ボイル直後」、「イリノックスでの冷却後」、「流水での冷却後」の状態で栄養価を調査。結果、イリノックスでの冷却では、ボイル直後からさほど変わりない栄養価を保持でき、流水での冷却では、栄養価が半減してしまうことが判明しました。 この調査結果からわかる通り、急速で行うイリノックスでの冷却は、湯気だけでなく栄養価も逃がさず閉じ込めるため、質の高い冷却が可能です。

    冷却方法でこんなに変わる栄養価
  • POINT 2 衛生面

    クテリアの繁殖温度帯を短縮
    食中毒リスクを低減

    IRINOXは、芯温(食材の中心温度)90℃の熱々の状態から3℃まで、90分以内に冷却する能力を有しています。バクテリアの繁殖温度帯(10℃~60℃)を素早く通過することによって、食中毒のリスクを低減できます。緩慢冷却では、バクテリアの繁殖温度帯を素早く通過することができず、食中毒のリスクが高まり危険です。

  • POINT 3 作業効率

    却時間は緩慢冷蔵の5倍以下!
    「冷やし待ち」状態をなくし、
    生産性を向上

    プリンの冷却データを例に取ると、オーブンから取り出した熱々の状態から3℃まで冷却するのにかかる時間は、緩慢冷蔵だと210分、IRINOXだと40分です。冷却時間に5倍以上の開きがあります。俗に言う「冷やし待ち」の状態を解消することができ、生産性が大きく向上します。

様々な食材、シーンにて活用頂けます

米飯
米飯
異素材の商品
異素材の商品
粘性の強い食材
粘性の強い食材
練り物
練り物

真空パックした状態でも冷却が可能
状態を問わず急速冷蔵・冷凍が行える汎用性

真空パックでも冷却が可能

真空冷却機は真空パックしたものは冷やすことができませんが、IRINOXは、パックした状態でも冷却が可能です。真空冷却機は、冷凍まで冷却することはできませが、IRINOXは、冷凍まで冷却することが可能です。液体フリーザーは、逆にパックした状態でないと冷却ができません。

IRINOXは、庫内に投入する形状を問わず、冷蔵、冷凍まで急速冷却が可能なので、非常に汎用性が高いと言えます。

IRINOXは国内をはじめ世界中で高く評価されています

世界80カ国以上、8万台以上の導入実績
  • 航空機内食工場(エアライン)
  • セントラルキッチン(アミューズメント施設)
  • 大規模病院/福祉施設
  • スパ&リゾート施設

導入事例

  • 某国際エアライン

    年間を通して気温が25℃~50℃近くにもなる国や地域では、特にイリノックスが選ばれています。このような過酷な環境下では、短時間であっても食品を運ぶ際、常に氷やドライアイスなどによる保冷が必要です。

    某国際エアラインではランニングコストを抑えるため、保冷ジェルパックを使用。

    保冷ジェルパックは短いサイクルで冷却する必要があり、イリノックスの冷却能力が大活躍。過酷な気温環境での食の安全を守っています。

  • 某大手食品加工工場

    日本の大手コンビニエンスストアで販売されている商品も手掛ける某大手食品加工工場では、冷凍食品の製造にてイリノックスを使用。

    幅1.6M 奥行5M以上もある大型ブラストチラー&ショックフリーザー「MF750.2 4T」が10台以上導入されています。導入機種はパススルー(扉両開き)タイプで、製造側とパッキング側で部屋を分ける厨房にも対応ができています。

    イリノックスは全機種、パススルー(扉両開き)タイプを選択可能です。

イリノックスを試してみませんか?
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イリノックスの圧倒的な冷却冷凍能力をお客様の現場でご体験ください。貸出の際は、FMIスタッフが設置から使用方法までサポートいたします。

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