導入事例
西洋菓子倶楽部
- 業態
- パティスリー・ベーカリー
- 機器種別
- ソリューション・マシン冷機器
愛されるお菓子をより多くの人へ──。
IRINOXが、商品の生産性向上を強力にサポート。
販路拡大・新製品開発の好循環を導きました。
西洋菓子倶楽部は、1985年に福井で開業した地元に愛されるパティスリー。現在は県内に6店舗を展開しています。販路拡大のため生産量増加と、老朽化した機材が課題となっていたなか、〈イリノックス〉社の大型ブラストチラー&ショックフリーザー「MF250.2 2T PT」を導入しました。
この導入により、シュークリームの生産時間が、従来の40%減と大幅に短縮され、生産量が1.5倍以上に増加しました。従来の機材では不可能だった生産性の向上、さらに、衛生管理の向上、作業効率化による労働環境の改善が図られ、結果的に新製品の研究・開発につながり、好循環が生まれました。
Solution
西洋菓子倶楽部の〈イリノックス〉導入による課題解決
|ポイント|
生産性向上
●生産性が向上[従来の1.5倍以上]
●売上の安定化による作業の平準化
●店舗販売から、スーパー・コンビニに販路拡大
作業の時間短縮・効率化
●高い冷却能力により、冷凍時間が大幅短縮[従来の40%ダウン]
労働環境の改善
●作業効率化による、労働環境の改善
●新製品開発に繋がり、経営の好循環を実現
西洋菓子倶楽部とは
愛されるお菓子を、地元福井から全国へ
西洋菓子俱楽部は、「誰からも愛されるお菓子作りを。」をモットーに1985年に福井でオープンした地元の方々に愛されるパティスリーです。個々の素材のハーモニーを重視し、富山県産の健康卵、チョコレート原料はドミニカ共和国産のカカオを使用するなど、こだわりの材料を活かせるように日々新しい技術を追求しています。県内で6店舗を展開し、現在は店舗販売のみではなく卸販売にも力を入れ、コンビニエンスストアのカタログギフトで全国2位になったこともあります。
導入前
商品の製造量増加に対応するために、設備投資を検討
そんな西洋菓子倶楽部は、これまで他社メーカーのブラストチラー&ショックフリーザーを使用していましたが、機材の老朽化と商品製造量の増加への対応という課題を抱えていました。また今後、販路を拡大すべく、生産量が求められるスーパーやコンビニギフトにも、さらに力を入れたいと考えていました。
導入の決め手
冷却能力の高さが決め手になり〈イリノックス〉を導入
〈イリノックス〉製品の特質は、世界最高品質の急速冷却・冷凍能力。効率的な冷却のための独自のバランスシステムと吸い込み式の機構により、パワフルな冷却を実現する〈イリノックス〉では、食材を、焼きたての湯気が出ている状態で、連続で投入して急速冷却することができます。高い冷却能力により、作業時間の短縮から生産性向上が見込めることが決め手になりました。
また、食の安全性確保のため衛生管理の向上、労働環境の改善が見込めることに加え、他社製品に比べて必要工事が少なく、サイズ展開の豊富さによって設置現場に対応できることが要因となり、大型ブラストチラー&ショックフリーザー「MF250.2 2T PT」を導入しました。
導入後
シュークリームの冷凍時間が従来の40%減と大幅短縮。生産性が向上
〈イリノックス〉を導入してからは、いままで丸1日かかっていたシュークリーム3000個の冷凍が、5時間で可能になり、冷凍時間が従来の40%減に大幅短縮。加えてブラストチラー&ショックフリーザーへの投入数も4倍になったことから、現在ではシュークリームが一日あたり5000個生産可能になり、生産量の大幅増(1.5倍以上)に繋がりました。
作業平準化が進み、新製品の研究・開発の時間が生まれ、好循環に
こうして冷凍の日販売上が柱として計算できるようになり、年間を通じて作業平準化が進みました。さらに、衛生管理の向上、労働環境の改善が進み、〈イリノックス〉を導入したおかげで菓子の研究に力を入れる余裕が生まれ、新製品開発へつながり、好循環を導いています。
〈イリノックス〉
大型ブラストチラー&ショックフリーザー